地方私鉄では珍しい地下ターミナル 長野電鉄 長野駅 訪問記(2017/11)

訪問記・旅行記

今月は訪問記ですが、行程としては前回の続き。前記事の糸魚川から大糸線で松本へ移動し、長野へ。訪問記といっても湯田中へ行くための通過点。

湯田中へ行く前に撮った写真と湯田中から戻ってきた後に撮っている写真があるため、記事内の写真に時差がある点はご容赦いただきたい。

概要

長野駅(長野電鉄)は長野市南千歳1-25にある長野電鉄の駅。長野駅善光寺口側の地下にある。長野駅の東西を結ぶ連絡地下道とつながっている。地下化は1981年で、地方私鉄では珍しい地下のターミナル駅である。

地上入口

JR長野駅善光寺口の階段を右に下りると正面に見えてくる入口。駅の看板が付いているが、厳密には地下道への入口で、2015年の北陸新幹線金沢延伸に向けて行われた善光寺口の再開発によって設けられた。

改札口

地下道から見た改札口。有人改札で、発車時刻が近づきアナウンスがあると改札が始まるシステムになっている。ホームは1フロア下にある。

きっぷうりば。きっぷうりば前に農産品売り場があるが、これは常設で会計は改札口で行う。

この写真を撮っている位置より後ろ側に椅子があり、待合スペースとなっている。

ホーム

のりばは3つ。真ん中は両側に乗降できるようになっており、主に特急が使用している。

改札を入り階段を下りると正面に見えるのが2番のりば。

停まっていたのは特急「スノーモンキー」に使用される2100系。元JR成田エクスプレス。

1番のりばの各駅停車。こちらは元東急田園都市線を走っていた8500系である。ちなみに執筆時点でも東急田園都市線の8500系は残り1本ではあるが残っており、長野に行っても東京と同じ電車を見る不思議な気分。

こちらは3番乗り場。1番乗り場の電車と同じだが、つるっとした印象を受けるこちらは元中間車に新造した前面と運転台をくっつけて先頭車にしたタイプ。長野電鉄は中古車を多く導入しており、成田エクスプレスや東急田園都市線のほか、小田急ロマンスカー・東京メトロ日比谷線の中古車も在籍している。

その他(スノーモンキー 2100系)

電車個別の記事を書く気はないのでちょっと紹介。2100系「スノーモンキー」は元JR253系成田エクスプレスの車両。前面に「SNOW MONKEY」と「NER」のロゴが貼られている。「NER」は「Nagano Electric Railway」の略で社名。

A特急・B特急に使われている。車両自体の製造年によって、行先表示がLEDの車両もある。

愛称は地獄谷野猿公苑の「雪景色の中、温泉に入る猿」から名づけられており、その写真が車体に貼られている。

まとめ

地方私鉄で地下ターミナルという変わった玄関口。ちなみに長野電鉄には当駅のほか市役所前・権堂・善光寺下と全部で4つ地下駅がある。訪れる際にはちょっと気にしてみると面白いかもしれない。

公式サイト

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