書き始めは早かったものの最終日までかかったので多分今年最後の記事。今年もお読みいただきありがとうございました。
乗車記系としては連続でフェリー記事。しかしまたしても廃止ネタ。
今回も主に客室編と船内編の2部構成。当記事は乗船から客室紹介まで。
松山小倉フェリー2025年6月末で航路廃止へ
先日、松山小倉フェリーの航路廃止が発表された。乗船数減や燃料費の高騰によるものだという。
7月に2隻のうち1隻を引退させ隔日運行になっていたようである。ちなみに今回の記事は7月に引退したほうの船の乗船記。乗船後の2019年に内装のリニューアルが行われていたようで、当記事はリニューアル前のものである。
松山観光港
スタートは松山観光港。運行している松山・小倉フェリーは広島ー呉ー松山のフェリー・高速船を運航する石崎汽船の100%子会社であり、それらと同じく松山観光港を発着地としている。なお航路自体は2013年にフェリーさんふらわあから継承したものである。
この日は20時頃にターミナル入り。20時半から乗船手続きが可能で、ターミナル入りしたときはまだ広島行きのフェリー・高速船の最終便の出発前であった。なお、ターミナル自体は別記事にする予定の為一部省略する。
通路・乗船口
小倉行きはEゲートからの乗船。ゲートは固定でAが広島行き高速船、Cが広島行きフェリー、Eが小倉行き。
Eゲートは1番奥にありめちゃくちゃ遠い。
上の写真の奥を曲がった先でもこれである。
再び看板が現れるあたりで船も見えてくる。
特等室
案内所等各種設備等は後半で紹介。先に部屋を紹介する。一部暗い写真は明るさを補正している。
入口から全体
ドアを開けるといきなり壁。右前の扉は浴室・洗面所。右に曲がるとリビングスペース。
特等室自体は2部屋あり、対称の造りでもう片方の部屋は入ったら左に曲がる構造になっていたらしい。
入って曲がったところ。右手前のチラッと見えているのがデスク。カーテンのあるところの左がベッド。
リビングスペース。
テーブル・デスク。テレビのデザインに年季を感じる。
窓側から入口を臨む。
ベッドスペース。
窓からの景色。右上の明るいところがターミナルの建物で、乗船の為通ってきた通路の長さがわかる。
写真の通り部屋は船首部分に位置している。
水周り
浴室・洗面所入口。バスマットは外に置かれている。
水周りはビジネスホテルレベル。
トイレ・洗面台。トイレはやっぱりレバータイプ。
トイレはTOTOの温水洗浄便座(リモコンあり)。
洗面台(拡大)。水栓は昔ながらの湯水別タイプで浴槽用とは別。鏡のところにはアメニティが置かれている。
洗面台周り。コップ・ハンドソープ・ヒゲそり用コンセント・石鹸置き等が備え付けられている。
浴槽。タオル掛けには予めバスタオルが備え付けられている。
ボディソープ類はビジネスホテルでよく見るアレ。
備品・設備
デスク。テレビと関連ケーブル類が幅を利かせているので実際使えるスペースは狭い。
リモコンと案内冊子。
ドライヤー・ティッシュ箱。
テレビのチャンネル案内と温度計。
デスクに引き出しはあるが空である。
デスクの左下は冷蔵庫。グラスが冷やされていた。
デスクの右脇は救命胴衣入れ(上段)とクローゼット・寝具入れ(下段)。浴衣はここに入っていた。
椅子とテーブル。
テーブルには茶器類と灰皿。前述のとおり部屋が船首部分にある為夜間航行中カーテンを開けてはいけない旨の注意喚起プレートがある。
改めてベッド。仕切りのカーテンもある。
時計とスイッチ・コンセント・スピーカー。
バスマットと荷物置き。
余談
余談。両写真ともに床と設備(入口)の間に注目してほしい。床に面している辺が斜めになっているのにお気づきだろうか。この部屋船首に位置しているためか、床が平坦ではなく窓から入口にかけて下がっていた。ちなみに室内を歩いただけでわかるレベル。その辺と関係あるかないかわからないが、特等室ながらバリアフリー構造ではなかった。
まとめ
今回はここまで。客室は少し古さを感じさせるが不満は感じない造りであった。次回は船内編。年始の冬休み明けるまでには作成する予定。
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