広尾待合所（バス停・旧国鉄広尾線広尾駅）訪問記（2017/6）

前の旅行記に絡んで広尾待合所（バス停）の訪問記。

旧日本国有鉄道　広尾線広尾駅

旧日本国有鉄道の広尾駅の位置にあり、現在は十勝バスおよびジェイ・アール北海道バスのバス停となっている。

鉄道駅時代の駅舎がそのまま待合所として使用されていたが、2018年6月に解体され建て替えられている。当記事は建て替え前の元駅舎であった待合所の訪問記。

到着時刻表

出口用の通路には当時を偲ばせる到着時刻表が設置されていた。廃止前は1日6本であったことがわかる。

ホーム周辺

改札口と出口。

ホーム。周りがかさ上げされて駐車場になっており、段差はなくなっている。端には信号てこが残されていた。

待合所内

改札口（明るさ補正済）。改札柵も残っていた。残念ながら発車時刻表は真っ白。

改札向かって左側は国鉄広尾線に関する展示スペースとなっていた。建て替え後これらの展示物は広尾町立海洋博物館へ移されている。

出札窓口

駅時代の出札窓口はそのまま十勝バスの案内所として活用されており、乗車券・定期券・回数券売り場になっていた。

待合所周辺

待合所正面。通りがまっすぐ伸びている。

周辺にはバス用の駐車場や公園がある。公園のほうは「広尾町鉄道記念公園」として駅構内跡地を整備したものであり、蒸気機関車の動輪や信号機などが設置されている。

まとめ

建て替え前の待合所は駅時代の面影を強く残していた。建て替えにより失われてしまったのは残念である。次回訪問する機会があれば公園の方もじっくり見てみたい。