宮古港フェリーターミナル 訪問記(2020/3)

訪問記・旅行記

4ヶ月ぶりの記事。毎月月末になると思い出すものの更新せず・・・というのが続いていたが、先日ドメインの更新時期を迎えたので重い腰を上げる気になり筆を執ったものの月末には間に合わず。

シルバーフェリーの記事を書いた際、室蘭FTだけ記事にして宮古FTは記事にしていなかったので、今回はその宮古FTの記事。

宮古港フェリーターミナルは岩手県宮古市磯鶏第4地割114-1にあるフェリーターミナル。2018年に川崎近海汽船(シルバーフェリー)の宮古ー室蘭航路開設に伴い整備された。航路需要の伸び悩みにより2020年3月で航路は休止となり、現在定期での船舶の寄港はない。シルバーフェリーの記事と同じく航路休止寸前、フェリーターミナルとして日常的に機能していた末期の頃である。

アクセス

宮古市街地からは離れており、最寄は三陸鉄道の磯鶏(そけい)駅。徒歩15分となっているが、フェリー航路開設に伴い盛岡ー宮古の高速バス「106急行バス」がフェリーの宮古発着の時間に近い便のみ宮古駅前から延長して乗り入れるようになっていたため、徒歩乗船でもアクセスに困ることはなかった。当然ながら106急行バスの乗り入れは航路休止のタイミングで終了している。

外観・建物周辺

地上3階建て。屋上は避難スペースとなっており、その関係かしっかりとした外階段がある。

船は建物の脇から先端が見える位置に停まる。

建物側からターミナル前を見る。バス乗り場・タクシー乗り場・駐輪場の部分だけ屋根がある。

フェリーターミナル発のバスは朝の1本のみ。

発車待ち中の盛岡駅前行バス。

入口前の三陸ジオパーク広域案内板。当然ながら車で回る前提の広域地図。

1F(自販機・喫煙所・トイレ)

入口を入るといきなり2Fの案内看板がある。1Fの大半はターミナル管理事務所と貸し事務所スペースである為、共用スペースは自販機コーナーと喫煙所・トイレしかない。

自販機コーナーと喫煙所入口。トラックドライバーの為に、自販機とトイレは24時間利用できるようになっていた。

2Fへの階段・エレベーター・パンフレットコーナー・宮古市の地図。

乗り換え案内。結構細かく網羅されている。

壁画。地元の各種学校の協力で作られたものと記されている。左奥はトイレ。

2F(発券カウンター・乗船口・待合スペース・売店)

発券カウンター。

搭乗口。

コロナ禍なので搭乗口前には消毒液の設置。

フロア中央部が待合スペース。

売店。軽食販売もあり、このときはもう在庫処分なのか全品150円引きになっていた。営業時間は船が到着してから出港するまで。

当時の軽食メニュー。結構充実していた。

階段・エレベーター・自販機。自販機横にも椅子がある。

自販機コーナー。2Fにはカップ麺やコーヒーの自販機があった。

自販機横には顔はめパネルも。

待合スペース前にはパンフレットラックやテレビ等。奥は飲食スペース。

飲食スペース。

停泊中の船を見ながら飲食できる。

宮古ラーメン。500円だが全品150円引きなので350円。

3F 展望/お見送りスペース

3Fは周辺を見渡せる展望室のようになっている。特に何とは定義されていなかった気がするので展望スペースとして紹介。

室内には災害対応力についての展示や、クルーズ船振興の展示があった。

記念撮影用のパネルやお見送り用の手旗も用意されていた。

展望スペースからの景色。船のほか、乗下船待ちのトラック等を見ることもできる。

まとめ

残念ながら記事作成時点では航路再開は叶わず、貸事務所・貸し会議室として使用されている。またフェリーターミナルとして使われる日がくることを願うばかりである。

公式サイト

宮古港フェリーターミナルを御利用ください|岩手県
岩手県

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