サンライズ瀬戸・出雲とは何なのか

雑記

2022年最後の記事です。

先日サンライズ出雲に乗ったところ、「いつかは乗ってみたい」という声がちらほらあったので概説みたいなのでも書こうかと。

旅行記でもないし、内容は頭にほぼ入っていて備忘録でもないので雑記カテゴリに分類。

サンライズ瀬戸・出雲とは何なのか?

最初からタイトル回収みたいになってますが、お気になさらず。

サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は寝台設備を備えた電車で運転される特急、「寝台特急」と呼ばれるもの。運転開始は1998年。

ある程度の年代以上であれば、「寝台特急」は青い客車の「ブルートレイン」というイメージが強いと思われる。ブルートレインは機関車が客車を引っ張って走るがこちらは電車。普通の電車と同じ免許で運転できることや、客車よりも圧倒的に新しいというのもあってか、「ブルートレイン」と呼ばれていた寝台特急が消えていった中、今日まで走り続けている。

運転区間と時刻表・所要時間

運行区間はサンライズ瀬戸が東京~高松、サンライズ出雲が東京~出雲市で両列車はイレギュラーがない限り東京~岡山間を連結して走る。

余談だが、サンライズ瀬戸はそれまで走っていた寝台特急「瀬戸」を、サンライズ出雲は寝台特急「出雲」2往復のうち1往復を置き換える形で誕生した。

サンライズ出雲の行先表示に「伯備線経由」と書いてあるのは寝台特急「出雲」と共存していた頃の名残である。(寝台特急出雲は京都から山陰本線に入っていた)

時刻表

下り東京発横浜発姫路発岡山着岡山発高松着出雲市着
サンライズ瀬戸21:5022:155:266:276:317:27
サンライズ出雲6:349:58
上り出雲市発高松発岡山着岡山発姫路発三ノ宮発大阪発横浜着東京着
サンライズ瀬戸21:2622:23
サンライズ出雲18:5322:3022:3423:3300:1100:336:447:08

時刻表は定期便のみかいつまんで記載。岡山~高松・出雲市や静岡県内停車駅等細かいところは必要であれば市販の時刻表または乗換検索サービス等で確認していただきたい。所要時間は瀬戸が9時間、出雲が約12時間である。繁忙期に運転される出雲の臨時便は15時間にも及ぶ。

客室の種類(席種)と寝台料金

各客室については個別に記事にしようと思っているので、概要だけ紹介。

ちなみに価格は客室(席)の使用料と考えてもらうのがわかりやすい。乗るにはこのほか運賃・特急料金がかかるため、乗るのにかかる総額については後述する。

シングル

1人用B寝台。一番数が多くポピュラーな客室。上の写真はシングルの写真。7700円。

ソロ

1人用B寝台。シングルより少し狭い。体格の大きい人や、荷物が大きいと厳しい。6600円。

シングルツイン

1人用B寝台。補助ベッドを使用すれば2人でも使える部屋。上部に折りたたみベッド(補助ベッド)のある天井の高いシングルといった感じ。9600円。ただし補助ベッドを使用する場合は別途5500円が必要。

シングルデラックス

1人用A寝台。グレードとしては最高級の部屋。部屋に洗面台が付いており、シャワーカードも貰える。13980円。

サンライズツイン

2人用B寝台。こちらは横にベッドが並んでいる。1人あたり7700円。

ノビノビ座席

指定席。寝台ではなく座席扱いでカーペット敷きの横になれるスペースといった感じ。隣との仕切りも横になった時に頭が来るであろう窓側に少しあるだけでカーテンもない。とにかく安く移動したい人向け。530円(※繁忙期+200円/閑散期-200円)。

共用設備

シャワールーム

B寝台利用客向けは3号車・10号車にあり、車内の自動販売機で売られているシャワーカード(330円・数量限定)が必要。

客室の項目で少し触れたが、シングルデラックス利用の場合は検札の際車掌から貰えるので無料である。また、客室と同じ号車に専用シャワールームがある。

湯水が出るのは6分間で、止めればカウンターも止まる仕組み。

ミニサロン・自動販売機・シャワーカード販売機

ミニサロンは3号車・10号車のシャワー室手前にある窓に向かってテーブル・椅子が設置されたスペース。近くに飲料の自動販売機・シャワーカード販売機も設置されている。

時期によってはミニサロンで宴会している団体が見受けられることもある。

乗るのにいくらかかるのか

JRの料金体系はややこしいのだが、寝台特急の場合運賃・特急料金・寝台料金がかかる。

東京ー出雲市 一番部屋数の多いシングル利用だと

運賃12,210円・特急料金3,300円・寝台料金7,700円、計23,210円となる。

ノビノビ座席の場合は通常期で

運賃12,210円・特急料金3,830円、計16,040円となる。

きっぷはどこで買えるのか

JRのきっぷといえばみどりの窓口。ということでみどりの窓口で買える。そのほかJRきっぷを取り扱う旅行会社等でも購入可能。

券売機はノビノビ座席のみ購入可能。

ネット予約はえきねっと(JR東)がノビノビ座席のみ、e5489(JR西)は個室も購入可能。

ネット予約は登録とか面倒で、旅行会社は変更やキャンセルの場合購入箇所へ出向く必要があり面倒なので、やはりみどりの窓口が一番か。ただみどりの窓口が減っているのもまた現実。

最後に

サンライズ瀬戸・出雲は毎日定期で走っている寝台列車としては唯一の存在。デビューが1998年と四半世紀近く経っており、電車の経年を考えればそろそろ進退を含め検討される時期に来ているのではないかと思うので、1度でも乗ってみたいという願望があれば早めに計画・実行することをおすすめする。

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