JR東日本ホテルメッツ久米川(閉館) 宿泊記 (2020/9)

ホテル

ホテルメッツ久米川は東京都東村山市栄町2-31-4にあったホテル。総部屋数は47室。ホテルメッツの1号店であり、2020年9月30日をもって閉館した。

2020年最後の記事。内容的にもう記事にする意味はあまりないのだが、記録として残しておくことにした。

アクセス

最寄は西武新宿線久米川駅(南口)。ホテルメッツ札幌開業までは、ホテルメッツで唯一最寄り駅が他社路線にあるホテルであった。

駅出口から見てまっすぐ正面の道を行き、T字路を右に曲がり少し歩くと見えてくる。駅から徒歩5分程度。

客室(シングルルーム)全体

コンパクトな造り。

鍵はカード式ではなく物理的な鍵。コロナ対策で、チェックイン時には携帯用除菌液も配布していた。

設備・備品

荷物置き台あり。スリッパは使い捨てではないタイプ。

空気清浄機はPanasonic製。

コップやポットは机の上に設置されていた。水は無料。

ナイトガウンは冷蔵庫上の引き出しスペースに保管。

冷蔵庫の中身は空。スイッチは机に埋め込まれていた。

引き出し内は約款・支配人宛の手紙用紙・ランドリーセット・充電器・デリバリーのチラシ等。

ベッド周り。時計は別に1つ設置。下は懐中電灯とティッシュ置き場。

トイレ・バスルーム

温水洗浄便座はTOTO製。

アメニティーは備え付けではなくロビーで取って来る方式。水栓は浴槽側のみ温度で調節できるタイプ。

館内

廊下

部屋数が少ないため、エレベーターホールを中心として短い廊下になっていた。

エレベーター

エレベーターは2基。この規模で2基あるのは評価されるべきところだろう。

エレベーターは少し年季の入ったタイプ。

ロビー(1階)

製氷機とVODカード販売機を除いた各種設備は1階に設置されていた。ロビーの奥にはトイレがあり、ロビーの隣は朝食会場を兼ねたカフェになっていた。

自販機はアサヒ系の1台のみだがビールも有。食事の販売機はないものの、電子レンジ周りには割り箸やプラスチックのスプーン等も備え付けられていた。

エレベーター前の新聞は無料サービス。

アメニティステーション。客室の方でも触れたが、客室には備え付けられておらず、必要なものをここから持っていくスタイル。バストイレで使うものからコーヒー・お茶に至るまでここに集約されていた。

朝食

朝食はラウンジ カフェ「ロゼ」にて提供。コロナ後ということで、ブッフェスタイルではなく和洋から選ぶ定食スタイル。写真は和定食。飲み物等だけ自分で取りに行く。

外観

屋根の形状や色など、少しおしゃれな外観である。特に屋根の形状は特徴的で、2000年頃までに開業したホテルメッツではこの形状になっている店舗が多い。

周辺のコンビニ等

ファミリーマート 東村山久米川通り店

ホテルから最も近かったコンビニ。ホテルを出て左に行きすぐの交差点の角にある。

西友 久米川店

久米川駅前にある。

デイリーヤマザキ・サイゼリヤ・マクドナルド

こちらも久米川駅前。踏切のそばにある。

ぎょうざの満州 久米川南口店

埼玉県民にはおなじみの「ぎょうざの満州」。ホテルの向かいにある。

まとめ

広くはないが駅からもほど近く、コンパクトにまとまっていて使いやすいホテルであった。ホテルメッツの草創期を支えたホテルであったが、コロナ禍の現状や老朽化もあってか歴史に幕を閉じたのは残念でならない。

今後も先を見通せないが、ホテル業界に明るい未来が訪れることを祈るばかりである。

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